地球温暖化の加速によって、世界中で規模の大きな自然災害が発生しています。
そこで今回は、車を運転中に自然災害に遭遇したらどうすべきかを見ていきましょう。
▼車の運転中に自然災害に遭遇した時の注意点
自然災害には豪雨や地震などさまざまなものがあり、状況に合わせた対応が不可欠です。
■豪雨に遭遇した場合
近年、自然災害の中でも特に多いのが豪雨です。
車の運転中に豪雨に遭遇した場合は、下記の状況に注意しましょう。
・道路が冠水して、水しぶきをあげながら走っている状態
・水かさが増してきて、ドアの付近にまで水が押し寄せてきた状態
これらの状況に特に注意しなければならない理由を、それぞれに分けて説明していきます。
■道路の冠水への対応
道路が冠水したために、まるで水たまりの中を走っているような状況は、最近ではよく見かけるようになりました。
この時、まだ車が動いているようであれば、とりあえず目的地まで走りましょう。
もしも電気系統に水が入り込んでいた場合は、いったんエンジンをとめてしまうと、再度エンジンがかからない可能性が大です。
道路の真ん中で立ち往生しては大変ですので、エンジンを切る時は安全な場所で行いましょう。
■ドアの付近にまで水が押し寄せて来た時の対応
水たまりの中を走っているようだと思っていたら、急激に水かさが増えて一気にドア付近にまで押し寄せてくることがあります。
水かさが増えると車の後輪が浮いてしまうため、前輪が水の中により深く水没します。
ロードサービスでおなじみの「日本
自動車連盟(通称JAF)」が行った実験によると、後輪が浮いてしまうと水深30センチで前部のドアが開かなくなることがわかりました。
運転席から脱出するには、窓ガラスを割らねばなりません。
車の窓ガラスは非常に頑丈で、容易に割れないように作られており、脱出用の専用ハンマーが必要です。
車に乗る機会が多い方は、自然災害を想定して対処法を知っておくことが求められます。
▼まとめ
自然災害の規模が大きくなるにつれて、車が被害に巻き込まれることも増えてきました。
車に乗られる方は、特に増えてきた水害に対する備えを確認しておくといいのではないでしょうか。
弊社は自然災害による冠水や水没で、使い物にならなくなった車を引き取ります。
買取ができるかどうかの査定を行いますので、お気軽にご相談ください。